認知症で施設入所中だった【大山のぶ代】逝去。名シーンで追悼の声。残るはしずかちゃん一人に。

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【訃報】大山のぶ代さん

出典:テレビ朝日

アニメ「ドラえもん」のドラえもん役などで知られる、声優で俳優の大山のぶ代(本名・山下羨代=やました・のぶよ)さんが9月29日90歳で老衰のため、死去したことが所属事務所のアクターズ・セブンにより発表されました。すでに親族のみの密葬を済ませているそうです。

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大山のぶ代さんの死因は?

出典:日本タレント名鑑

大山のぶ代さんは2001年に直腸がんが発覚し、「ドラえもん」以外の仕事をすべて降板しています。

2008年に脳梗塞を発症、2015年に認知症も患っていることを発表、夫であるタレント・砂川啓介さんが看病していましたが、2017年に亡くなっておりそのあとは施設に入所していました。

関係者によると、大山さんは今年に入ってから体調を崩しがちで、入退院を繰り返していたそうです。最後は9月19日に入院し、そして逝去されました。施設でも食べることが大好きで、施設のスタッフが「ご飯ですよ」と声をかけると笑顔を見せていたそうです。

原田さん

なぜ入院したかはわかりませんが、おそらく高齢の方に多くみられる肺炎や心不全と予想されます。

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【経歴】名犬ラッシーで声優デビュー

大山さんは俳優座養成所に第7期生として入所。1956年にNHKドラマ「この瞳」でデビューしています。

1957年9月放送の「名犬ラッシー」吹き替えで声優としてデビュー。
1979年アニメ「ドラえもん」で主人公のドラえもんの声を担当。05年に勇退するまで26年間担当し、日本を代表する声優でした。  

テレビ放送から25年がすぎ、ちょうど良い交代の時期。
遠い未来までずっとずっとみんなに愛される『ドラえもん』であってほしい。

と大山さんは話していたそうです。

大山さんは「ドラえもん」のほか、アニメ「サザエさん」では初代磯野カツオ役も担当し、アニメ黎明期を支えました。

原田さん

初代ドラえもんの声は私の心にも深く刻まれてます!!大山さんにしか出せない表現できないドラえもんでしたよね。

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ドラえもんファミリー残るはしずかちゃん1人になる

テレビ朝日系第1期「ドラえもん」で存命なのは、しずかちゃん役の野村道子(86)の1人になりました。

野村さんは今回の訃報を受け

26年間、ドラえもんで一緒だった大山さん。本当に仲良くさせていただいて、大山さんと小原さんと私の3人で旅行に行ったり、楽しかった思い出が沢山あります。ここ18年くらいは、大山さんの体調もあってお会いすることが出来ませんでしたが、いつも心に大山さんへの思いはありました。お亡くなりになる前に、写真でもいいから最近の大山さんに会いたかったです。心よりご冥福をお祈り申し上げます

とコメントを出しています。

ジャイアン役のたてかべ和也さんは15年に80歳で死去。
スネ夫役の肝付兼太さんは16年に80歳で死去。
野比のび太役の小原乃梨子さんは今年7月に88歳で亡くなったばかりでした。

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ドラえもんの名シーンで追悼する声も

ドラえもん、きみが帰ったらへやががらんとしちゃったよ。でも・・・すぐになれると思う。だから・・・心配するなよドラえもん。

さらばのび太。きみとの楽しかった思い出をぼくはわすれない。いつまでもいつまでも・・・。

つくえの引き出しは、ただの引き出しにもどりました。でも・・・ぼくは開けるたびにドラえもんを思い出すのです。

天国で旦那さんと一緒に穏やかに過ごしてください。ご冥福をお祈りいたします。

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